食事を制限せずに痩せるダイエット法
ダイエットをする時には、食べたらいけないとか食べ過ぎると太るからと、極端な食事制限をしていまう人がいます。食べたいと思っているけれども、ダイエットを成功させたい一心で、わずかな量しか食べていない人もいます。ダイエットのために食事を減らす方法は、その場では効果が実感できますが、ほどなくリバウンドが起きてしまいがちです。無理は食事制限を続けていると、体調を崩してしまう可能性があるので、ダイエットどころでは無くなります。カロリーを少なくするには、食事の量を減らすより、メニューを変えることでできる場合があります。お粥を主食にして、今まで食べていた白米をなくします。それ以外のメニューは今までのものと全く同じで、過食にならないようにすることです。白米をお粥にすると水で膨らみ体積が増えているので、いつも食べているごはんの量で、お腹がいっぱいになります。水に白米をプラスしてお粥をつくることができるため、カロリーはその分減ります。食事のカロリーを減らしたい場合は、白米とお粥をチェンジさせればいいという簡単な話です。お腹の満腹感はあるので、無理な食事制限をした時のような、食べられないことによるストレスを感じることはありません。主食をお粥にすることで、量をたくさん食べているような気にはなりますが、実のところ水で量を多くしているだけですので、カロリー制限になります。食べた時の満足度は保ちつつ、ダイエットにいいメニューにしたいという人は、お粥を主食にしてみるといいでしょう。
ダイエットは食事制限だけでなく運動も大切
カロリー制限をするだけでもある程度のダイエットは可能ですが、運動も平行して行うと、効果がアップします。大抵の人は、ダイエットというと食事を減らすことを連想するようですが、運動も同時に行うといいでしょう。ダイエットの効果の現れ方は個人差がありますが、運動をしっかりして、食事も適量とったほうがいいこともあります。急に食事制限をしてダイエットすると、栄養が体へ行き届かなくなり、健康状態が悪化してしまう恐れがあります。しっかり食事を摂取しなければ、健康を保つための栄養を補給できなくなりますので、体によくありません。この頃は、食事から炭水化物を一切摂取しないというダイエット方法がありますが、体のためにはよくありません。その場限りのダイエットでいいなら炭水化物抜きダイエットも有効ですが、すぐにリバウンドすることがよくあります。栄養バランスのとれた適度な食事と、運動の習慣を定着させることが、ダイエットの基本といえます。1日30分〜1時間程度の運動時間をもうけましょう。朝になったらジョギングをする習慣をつけるだけでも、ダイエットに有効です。運動をやり慣れていない人の場合、なかなか続けにくいものですが、毎日少しずつ歩く時間を増やしていくことで習慣化することができます。開始直後から劇的な効果を出す必要はありませんので、毎日ちょっとずつやっていきましょう。ダイエットで大事なことは、とにかく継続することです。運動の効果が現れて、体重に変化が認められるようになると、継続することも苦ではなくなります。軽い運動からスタートするのもいい方法です。
ダイエットと食事の時間について
ダイエットをするときに、食事の栄養バランスや運動を気をつける人は多いですが、見落としがちなのが食事をする時の時間です。ダイエットを行う上では、食事をどの時間に摂取しているかチェックすることも必要です。食事の時間帯に気を使うことも、ダイエット効果が得られる食事をする時には気にかけたい部分です。前提として、ダイエットをしているからといって食事は抜かずに、1日3回食べるよう心がけます。食べるときには、内臓が活発に動く時間ごとに、食事をすることが望ましいとされています。肝臓は朝活発に動くため、朝は消化のいい納豆や卵、野菜やフルーツを積極的に食べていきます。肝臓の活動は12時前後がピークになるため、ランチでは糖質も摂取するようにします。15時過ぎになると膵臓機能がアップします。そのため、おやつを食べて糖質を補給する時間は15時がおすすめです。夕食以降は、できるだけ物を食べないようにします。午後9時以降は内臓の働きがゆるやかになって、脂肪がつきやすくなります。夕食は、野菜にウエイトを置いた食事にするといいでしょう。腎臓が夕方から活発になりますので、それを利用する形になります。それぞれの内臓の働く時間を考えて、食事内容を見直すことによって、効率的にダイエットを行なうことができるようになります。食事の量や栄養バランスも大切ですが、効果的なダイエットのためには、食事の時間を決めることも重要なポイントです。